国立研究開発法人物質・材料研究機構
軽量で低コスト、液体窒素等の低温流体移送に最適な移送管

国立研究開発法人物質・材料研究機構
軽量で低コスト、液体窒素等の低温流体移送に最適な移送管
従来の真空断熱2重構造移送管は、設備コストが高い上、施工性が悪いという課題がありました。また、断熱構造を持たない移送管では、液体窒素等の液体状態での移送が困難になるという問題も存在しました。本特許では、これらの課題を解決するための低温流体移送管を提案します。この移送管は、恒久的な輸送設備を設置するほどの頻度が見込めないケースや突発的な事情で液体窒素等の低温流体を10m以上、数百m以下の距離に比較的大量に移送する場合に最適です。移送すべき液体窒素が大量である場合でも、この移送管は、効率よく移送することが可能です。
つまりは、この特許は、恒久的な輸送設備が不要な場合や突発的な事情で液体窒素等の低温流体を10m以上数百m以下の距離に比較的大量に移送するための低温流体移送管に関して述べています。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 医療業界食品業界工業界
- 大型超伝導マグネットの液体He注入前の液体窒素による予備冷却
- 臨時的に必要となった液体窒素の移送
- 食品や医療関係の低温保存需要に対応
本発明の低温流体移送管を使用することで、大型超伝導マグネットの液体He注入前の液体窒素による予備冷却における液体窒素の移送を効率的に行うことができます。
突発的に液体窒素が必要となった場合でも、本発明の低温流体移送管を使用することで迅速且つ効率的に大量の液体窒素を移送することが可能です。
食品や医療の現場で必要となる低温保存のための液体窒素等の低温流体を、本発明の低温流体移送管を使用して、安全且つ効率的に移送することが可能です。これにより、食品の鮮度維持や医療機器の適切な温度管理が実現します。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2013-220688 |
発明の名称 | 低温流体移送管 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 | 特開2015-081656 |
登録番号 | 特許第0006313564号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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