国立研究開発法人産業技術総合研究所
応力発光材料の新たな可能性、近赤外領域への応用

国立研究開発法人産業技術総合研究所
応力発光材料の新たな可能性、近赤外領域への応用
本特許は、近赤外領域において応力発光特性を示す応力発光材料、その材料を含む応力発光体、及びその製造方法に関するもので、新たな応力発光材料の製造方法としてストロンチウム化合物とスズ化合物にネオジム化合物を加えて焼成を行うことを特徴としています。この応力発光材料は、機械的な外部刺激によって繰り返し発光するため、微弱な弾性変形から破壊に至るまでの様々な力学現象を光の強度分布として可視化することが可能です。従来の応力発光材料は主に可視光領域に限定されていましたが、本発明により応力発光色が近赤外領域にまで拡大され、多くの利点が期待されます。
つまりは、本特許は、近赤外領域における応力発光特性を示す新たな応力発光材料とその製造方法に関するものである。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 材料科学バイオテクノロジー産業機械
- 生体イメージングへの応用
- 照明環境下での計測
- 既存デバイスを用いた計測
近赤外領域の応力発光は生体透過性が良好であるため、生体光イメージングへの応用が期待されます。これにより、生体内部の力学現象を光の強度分布として可視化し、解析することが可能になります。
近赤外の応力発光は、蛍光灯の発光波長領域と波長領域が重ならないため、蛍光灯等の照明環境下でも計測が可能です。これにより、従来暗室内で行われていた計測を照明環境下で行うことが可能になります。
近赤外の応力発光は、CCDカメラや光検出デバイス等の既存デバイスを用いて計測することが可能です。これらのデバイスは、近赤外領域に高感度を持つため、効率的な計測が期待できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2013-227653 |
発明の名称 | 応力発光材料、応力発光体、及び、応力発光材料の製造方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | 特開2015-086327 |
登録番号 | 特許第0006249477号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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