公益財団法人鉄道総合技術研究所
電力を融通する新たな交流電気車用主回路

公益財団法人鉄道総合技術研究所
電力を融通する新たな交流電気車用主回路
本発明の交流電気車用主回路は、一次側と電動機を駆動するインバータ側に接続される二次側を電気的に絶縁して直流電力を融通します。主変圧器を不用とし、交流架線電圧を降圧する機能の他に、人架線側と電動機等の駆動回路側とを電気的に絶縁する重要な機能を担っています。これにより、主回路の小型化や重量の削減が可能となります。また、電動機側から和架線側へ電力を回生する逆方向との両方向に動作する必要があります。これにより、電気車では電動機を所定ブレーキに用いることも可能となります。
つまりは、本発明は、交流架線電圧を高い直流電圧に変換するコンバータと、少なくとも2個のインバータを具備した交流電気車用主回路です。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 自動車製造業鉄道業電力業
- 小型電気車の開発
- 電気車のブレーキシステムの改善
- 新型鉄道システムの開発
本発明の小型化可能性を活かし、小型電気車の開発に利用することができます。これにより、軽量化と省エネ性能の向上が期待できます。
電動機をブレーキに用いる機能を活かし、電気車のブレーキシステムを改善することができます。回生ブレーキの効率を高めることで、エネルギーの有効利用が可能となります。
鉄道車両の主回路に本発明を適用することで、鉄道システム全体の軽量化とエネルギー効率の向上を図ることができます。これにより、鉄道運行のコスト削減と環境負荷の低減が期待できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2013-225967 |
発明の名称 | 絶縁回路および交流電気車用主回路 |
出願人/権利者 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
公開番号 | 特開2015-089238 |
登録番号 | 特許第0006178212号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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