国立研究開発法人産業技術総合研究所
熱劣化を抑えた繊維強化樹脂組成物の進化

国立研究開発法人産業技術総合研究所
熱劣化を抑えた繊維強化樹脂組成物の進化
本発明は、ポリアミド6、窒化ホウ素、有炭素繊維を含む熱可性樹脂組成物で、熱可性樹脂よりも熱伝導率が0.2W/m・K以上0.41W/m・K以下高い樹脂組成物を提供します。これにより、熱劣化を抑制した繊維強化樹脂組成物が得られます。これは、自動車用の構造材料として特に有用であり、カーボンブラックを含有する樹脂の熱劣化を抑制するための新たな手段となります。本発明により、耐熱性と繊維強化性能を兼ね備えた樹脂組成物が実現可能となります。
つまりは、高い熱可性と繊維強化機能を持つ新たな樹脂組成物
AIによる特許活用案
おすすめ業界 自動車業界プラスチック製造高性能材料開発
- 高性能自動車部品の開発
- 高耐熱性プラスチック製品の製造
- 進化した織物や繊維製品の開発
熱劣化を抑制した繊維強化樹脂組成物は、自動車部品の製造において優れた機能を発揮します。その耐熱性と強度は、エンジン部品や車体構造材料に最適で、自動車の性能向上に寄与します。
本発明の樹脂組成物は、日用品から産業用品まで、幅広い製品に応用することができます。その高い耐熱性は、電子機器ケースやキッチン用品など、熱に晒される製品の品質向上に役立ちます。
熱劣化を抑制した繊維強化樹脂組成物は、織物や繊維製品の製造にも利用できます。その強度と耐熱性は、新たな耐久性を持った高性能織物や繊維製品の開発に寄与します。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2013-236012 |
発明の名称 | 繊維強化樹脂組成物、および繊維強化成形体 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | 特開2015-093980 |
登録番号 | 特許第0006397180号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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