日本放送協会
高性能を持つ新世代の光電変換素子

日本放送協会
高性能を持つ新世代の光電変換素子
本特許は、カルコバパイライト型半導体を主体とする光電変換素子に関するもので、特にキャリア濃度と抵抗を調整したノンドープの酸化ガリウム層を用いて、暗電流を低減し、高SN比を実現することが可能です。その結果、イメージセンサとしての性能を向上させることが可能で、具体的には、p型半導体層とn型半導体層との間の空乏層がp型半導体層側に拡がる構造を持つことで、電界印加動作時の暗電流の増大を抑え、S/N特性を向上させることができます。さらに、n型半導体層は、酸素欠陥または不純物注入によってキャリア濃度が増大された酸化ガリウム層で構成されることで、良好なpn接合を実現しています。
つまりは、カルコバパイライト型半導体を主体とする光電変換素子で、暗電流を低減し、高SN比を実現した。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 半導体製造業光学機器製造業電子部品製造業
- 高性能イメージセンサの開発
- 省エネルギーの太陽電池の開発
- 光通信システムの高性能化
この技術は、カメラやスキャナなどのイメージセンサの性能を向上させるために活用することができます。暗電流の低減と高SN比の実現により、よりクリアでノイズの少ない画像を得ることが可能になります。
本技術を用いた光電変換素子は、太陽電池の開発にも応用可能です。高い光吸収係数とエネルギー変換効率を持つこの新素材は、より効率的な太陽電池を実現します。
光通信システムでは、光を電気信号に変換する際に光電変換素子が重要な役割を果たします。本技術を用いることで、より高速でノイズの少ない通信が可能となり、光通信システムの高性能化に貢献します。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2014-203923 |
発明の名称 | 光電変換素子、及び、光電変換素子の製造方法 |
出願人/権利者 | 日本放送協会 |
公開番号 | 特開2015-099915 |
登録番号 | 特許第0006463937号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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