知財活用のイノベーションで差別化を

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国立研究開発法人産業技術総合研究所
高度な機能を補う革新的な医療機器材料製造方法

国立研究開発法人産業技術総合研究所
高度な機能を補う革新的な医療機器材料製造方法

この発明は、体の組織や臓器の高度な機能障害を補うための医療機器材料の製造方法に関するものです。具体的には、特定部位にリン酸カルシウムでコーティングを行い、その上にリン酸カルシウム微粒子の付着層を形成します。この特定部位には、10ps以下のパルス幅を持つ超短パルスレーザーを同一点に連続照射します。これにより、表面にサブμmの周期の周期構造の凹凸を形成します。また、この凹凸の周期に比べて小さいリン酸カルシウム微粒子を過飽和溶液に接触させることで、凹凸の表面に微粒子が析出します。この技術は、正方曲ジルコニアを含有する医療機器材料に対して特に有効で、該当材料の表面に組織伝導性を持たせることが可能となります。

つまりは、リン酸カルシウムでコーティングされた医療機器材料の製造技術

AIによる特許活用案

おすすめ業界 医療器具製造業バイオテクノロジー材料科学

  • 高機能医療機器の開発
  • この技術を使用して、機能的で安全な医療機器を開発することが可能です。特に、人体に埋め込むタイプの医療機器において、本来の正常組織を材料表面に伝導する能力を持つことが求められます。

  • 正方曲ジルコニア材料の改善
  • 正方曲ジルコニアを含有する医療機器材料は、無毒性であり優れた機械的特性を有する一方で、組織伝導性がリン酸カルシウムに比較して乏しいという課題がありました。この技術を用いることで、正方曲ジルコニア材料の組織伝導性を向上させることができます。

  • 新たなバイオコンパチブル材料の開発
  • この技術を応用し、リン酸カルシウム微粒子を用いて新たなバイオコンパチブル材料を開発することが可能です。これにより、より多くの医療分野で使用することができるようになるでしょう。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2014-223132
発明の名称医療機器材料の製造方法及び医療機器材料
出願人/権利者国立研究開発法人産業技術総合研究所
公開番号特開2015-109966
登録番号特許第0006479414号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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