国立大学法人 熊本大学
高周波数衝撃加速度試験の新たな可能性

国立大学法人 熊本大学
高周波数衝撃加速度試験の新たな可能性
本特許は、供試体に衝撃加速度を印加するための装置に関するもので、特に高周波数の衝撃加速度を印加することが可能です。具体的には、供試体に接するベース部と、そのベース部の移動を阻害する移動阻害部、そして供試体が接する部分とは異なる部分からベース部と供試体が接する部分に向けて衝撃を加える衝撃印加部を備えています。これにより、剛体移動により印加するときよりも高い周波数の衝撃加速度を印加することが可能となります。これは特に大型の衛星等の衝撃加速度試験に有効で、従来の方法よりも出力が不足するという問題を解決します。
つまりは、供試体に高い周波数の衝撃加速度を印加する衝撃印加装置
AIによる特許活用案
おすすめ業界 宇宙開発自動車産業防衛産業
- 宇宙機器の衝撃加速度試験の改善
- 自動車部品の耐久性試験の強化
- 防衛機器の耐衝撃試験の進化
本発明は、ロケットや衛星等の宇宙機器の衝撃加速度試験に活用できます。従来の剛体運動による衝撃加速度試験に比べ、本発明により高い周波数の衝撃加速度を印加できるため、大型化した宇宙機器の出力不足問題を解決できます。
自動車産業でも本発明を活用することが可能です。自動車部品の耐久性試験において、本発明による高周波数の衝撃加速度を印加することで、より現実の運転環境に近い条件での試験が可能となり、部品の品質向上に寄与します。
防衛産業における装備や機器の耐衝撃試験にも本発明を適用できます。従来の剛体運動に依存した試験から脱却し、本発明による高周波数の衝撃加速度を印加することで、より厳しい条件下での装備の耐久性を確認することが可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2013-254815 |
発明の名称 | 衝撃印加装置及び衝撃印加方法 |
出願人/権利者 | 国立大学法人 熊本大学 |
公開番号 | 特開2015-114146 |
登録番号 | 特許第0006340711号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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