国立大学法人信州大学
高周波数でも応答性を保つ、進化したゲルアクチュエータ

国立大学法人信州大学
高周波数でも応答性を保つ、進化したゲルアクチュエータ
本特許の技術は、厚さ方向に収縮-復元する作用により電圧印加によるゲルのクリープ変形をコントロールするゲルアクチュエータに関するものです。従来のゲルアクチュエータでは、印加電圧の周波数が数Hz程度の場合には応答できても、周波数が10Hz以上になると応答性が損なわれていました。本特許では、陽極及び陰極との間に電圧を印加した際に、陽極側においてのみクリープ変形する誘電体層を備え、これにより周波数が10Hz以上になっても十分な応答特性を備えるゲルアクチュエータを提供しています。
つまりは、本特許は、印加電圧の周波数が10Hz以上でも十分な駆動作用が得られるゲルアクチュエータに関するものです。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 ロボット技術プリンテッドエレクトロニクスメディカルデバイス
- 高性能ロボットの開発
- 次世代フレキシブルディスプレイの開発
- 医療機器の改善
この技術は、高度な制御性能を必要とするロボットの関節部分等に使用することで、より精密な動きを可能にします。特に、高周波数でも応答性を維持できるため、素早い動きを必要とするロボットに有用です。
電圧印加により形状変化する特性を活用し、曲げ可能なディスプレイやタッチパネルの開発に利用することが可能です。高周波数での操作にも対応できるため、ユーザーの操作に即座に反応するデバイスを作ることができます。
本技術を利用することで、電圧を印加して動かす医療機器の性能を向上させることができます。例えば、内視鏡やカテーテルなどの挿入部分に使用することで、より滑らかで正確な動きを実現できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2013-254612 |
発明の名称 | ゲルアクチュエータ |
出願人/権利者 | 国立大学法人信州大学 |
公開番号 | 特開2015-115992 |
登録番号 | 特許第0006324047号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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