知財活用のイノベーションで差別化を

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国立研究開発法人産業技術総合研究所
光の管理を最適化する、画期的な回折格子

国立研究開発法人産業技術総合研究所
光の管理を最適化する、画期的な回折格子

本発明の回折格子は、透明基板の間に挟まれ、5〜507nmの厚さと0.5〜2mの格子ピッチを有します。これにより、光学スイッチ、ファイバベーススイッチ、波長セレクター、分光光度計、偏光解析装置、偏光変換素子、偏光ビームスプリッター、偏光選択フィルター、光ピックアップ器、光ディスク装置等の各種の光機器や光装置において、波長を選択的に切り替えることが可能です。これは光の制御における重要な機能で、従来から求められてきました。回折格子の形成技術では、一種の自己組織化を利用した簡便な手法が報告されており、液晶と高分子の周期構造からなる屈折率変調型の透過回折格子が提案されています。

つまりは、本発明は、透明基板問に挟まれた特定の厚さと格子ピッチを有する回折格子で、光学装置の波長切り替え素子として利用可能である。

AIによる特許活用案

おすすめ業界 光学機器製造業通信機器製造業半導体製造業

  • 光学スイッチの高精度化
  • 回折格子の波長選択能力を利用して、光学スイッチの精度を高めることが可能です。特定の波長の光のみを選択的に通すことで、データの伝送効率を向上させることができます。

  • ファイバベーススイッチの高性能化
  • 波長の選択と切り替えを行う能力を活用し、ファイバベーススイッチの性能を向上させることができます。これにより、データ通信の効率を大幅に改善することが可能になります。

  • 光学機器の小型化とコストダウン
  • 回折格子を用いることで、光学機器の小型化とコストダウンを実現できます。特に、複数の波長選択機能を素子に集積化することで、製造工程が簡素化され、製造コストが低減します。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2013-266418
発明の名称回折格子とその製造方法
出願人/権利者国立研究開発法人産業技術総合研究所
公開番号特開2015-121726
登録番号特許第0006236598号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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