国立大学法人信州大学
高性能な単層カーボンナノチューブの製造法

国立大学法人信州大学
高性能な単層カーボンナノチューブの製造法
本特許は、ナフタレン誘導体で被覆された単層カーボンナノチューブの製造方法について記述しています。本技術は、ラマンスペクトルのピーク頂部が高周波数側へシフトし、電気伝導度が非被覆の単層カーボンナノチューブの約50倍、そして200Kから300Kの範囲で極大値を持つ特性を有しています。さらに、SPE法による総表面積は非被覆の単層カーボンナノチューブの0.7倍以下であり、100KPaでのCO2吸着量は非被覆の単層カーボンナノチューブの2倍以上です。製造工程としては、ナフタレン誘導体を有機溶剤に溶解し、それに単層カーボンナノチューブ原料を加え、超音波照射後に濾過し、洗浄・乾燥することで製造します。
つまりは、ナフタレン誘導体で被覆された単層カーボンナノチューブを製造する方法
AIによる特許活用案
おすすめ業界 エネルギーナノテクノロジー素材科学
- 高電気伝導性素材の開発
- 環境対応型吸着材の開発
- ナノテクノロジーの進歩
本特許の技術を用いて、高電気伝導性を持つ単層カーボンナノチューブを製造し、エネルギー伝達やストレージに関連する装置に適用することが可能です。
本特許の技術を用いることで、CO2吸着量が大きい素材を製造することが可能となり、これを利用した環境対応型の吸着材を開発することが可能です。
本特許の技術は、単層カーボンナノチューブの製造法として新たな可能性を示しており、これによりナノテクノロジーの進歩と新しい技術開発に寄与することが可能です。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2014-002667 |
発明の名称 | 単層カーボンナノチューブ、それを含む電極シート、それの製造方法、および、それの分散体の製造方法 |
出願人/権利者 | 国立大学法人信州大学 |
公開番号 | 特開2015-131734 |
登録番号 | 特許第0006312441号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
準備中です