知財活用のイノベーションで差別化を

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国立大学法人富山大学
革新的ながん細胞特異的遺伝子治療の開発への道

国立大学法人富山大学
革新的ながん細胞特異的遺伝子治療の開発への道

本特許は、特定のがんへの適用が可能な、抗原特異的なTCR遺伝子治療の新しい方法を提供します。この技術では、がん患者のリンパ球にがん抗原特異的なTCRの遺伝子が導入され、大量に培養された後に患者に戻されます。これにより、腫瘍抗原を提示するがん細胞を認識し、特異的に攻撃してがん細胞を消滅させることが期待できます。また、本発明者らは、抗原特異的なTCR遺伝子を得るために、工細胞を集団のまま刺激剤で刺激し、その後セルソーターにより抗原特異的細胞を1個ずつチューブにソートするという効率的な方法を開発しました。この方法により、約7-8割の細胞からTCR cDNAを回収することが可能となりました。

つまりは、抗原特異的TCR遺伝子を効率的にクローニングし、がん細胞を特異的に攻撃する新技術

AIによる特許活用案

おすすめ業界 医療バイオテクノロジー製薬

  • 個別化がん治療の開発
  • この技術を活用し、患者のがん細胞に特異的に作用する個別化がん治療を開発することが可能です。特定のがん抗原に対して特異的なTCR遺伝子を効率的にクローニングし、それを利用して患者特有のがん細胞を攻撃する新たな治療法を提供することができます。

  • 新たながんワクチンの開発
  • 本特許の技術は、新たながんワクチンの開発にも利用できます。特異的なTCR遺伝子を利用して、がん細胞に対する免疫反応を引き起こすワクチンを開発することが可能です。これにより、既存の治療法に加えて、予防や早期治療にも対応したがん治療の選択肢を増やすことが期待できます。

  • 高精度ながん診断技術の開発
  • 本特許の技術は、がん細胞に特異的なTCR遺伝子を検出することで、がんの早期診断や進行状況の把握にも利用できます。具体的には、血液や体液中のTCR遺伝子を分析し、がんの存在や種類、進行度を高精度に診断する新たな手法を開発することが可能です。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2014-007576
発明の名称抗原特異的T細胞受容体の取得方法
出願人/権利者国立大学法人富山大学
公開番号特開2015-133938
登録番号特許第0006508873号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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