日本放送協会
高精細動画の効率的な圧縮と符号化を実現する技術

日本放送協会
高精細動画の効率的な圧縮と符号化を実現する技術
本発明は、映像の情報量が増加し続ける現代において、4Kや8Kなどの高精細映像を効率的に圧縮する技術を提供します。圧縮の手法としては、MPEG 2、MPEG 4、H. 264/AVC (Advanced Video Coding) ,H. 265/HEVC (High Efficiency Video Coding) などが利用されます。特にH. 265/HEVCでは、画像を64X64、32X32、16X16、8X8などのサイズに分割して、階層的な分割構造 (CTU : Coding Tree Unit) を採用し、複数階層のブロック分割を可能にしています。さらに、これらのブロックに対して予測誤差信号を効率的に表現するため、変換単位 (TU : Transform Unit) へと分割します。また、予測単位 (PU : Prediction Unit) に分割し、予測処理が行われる。これらの手法により、高精細映像の効率的な圧縮と符号化が可能になります。
つまりは、本特許は、高精細な動画像を効率的に圧縮し、符号化するための動画符号化装置およびプログラムに関するものです。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 映像制作ITエンターテイメント
- 高精細映像の効率的なストリーミングサービス開発
- 映像編集ソフトウェアの開発
- 映像伝送装置の開発
本技術を使用して、高精細映像を効率的に圧縮・符号化することで、ストリーミングサービスの開発が可能です。これにより、ユーザは高速なインターネット接続がなくても高精細な映像を楽しむことができます。
本技術を映像編集ソフトウェアに組み込むことで、編集した映像の効率的な保存と共有が可能になります。これにより、大量のストレージ領域を必要とせずに高精細な映像を扱うことができます。
本技術を応用して、映像伝送装置を開発することができます。高精細映像を効率的に圧縮・符号化することで、低帯域でも高品質な映像を伝送することが可能になります。これにより、リモート地域での映像伝送や、大規模なビデオカンファレンスなどに活用できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2014-008148 |
発明の名称 | 動画符号化装置、及び動画符号化プログラム |
出願人/権利者 | 日本放送協会 |
公開番号 | 特開2015-139013 |
登録番号 | 特許第0006200335号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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