公立大学法人 滋賀県立大学、滋賀県、近畿精工株式会社
革新的な樹脂成形品製造方法

公立大学法人 滋賀県立大学、滋賀県、近畿精工株式会社
革新的な樹脂成形品製造方法
本特許では、効率的に微細流路等の凹部が形成された板状の樹脂成形品を製造する方法を提供しています。具体的には、金型のキャビティー内に樹脂を射出し、主面に凹部が形成された板状の樹脂成形体を製造する手段を提供しています。さらに、雄型と雌型の少なくとも一方を互いに離れる方向へ移動させて、樹脂成形体を離型する工程も含まれています。雌型は、コアの高さ方向に対して略垂直な方向に延びた保持部を有し、雄型と樹脂成形体との縮着力を超える力で側面を保持します。これにより、エジェクタピンを使用して離型する従来の方法の課題を解決しています。
つまりは、微細流路等の凹部が形成された板状の樹脂成形品を効率良く製造する方法を開発
AIによる特許活用案
おすすめ業界 製造業工業デザイン自動車産業
- 射出成形製造プロセスの効率化
- マイクロ流体デバイスの製造
- 高品質なプラスチック製品の製造
従来、エジェクタピンを使用して離型する方法が一般的でしたが、本特許の方法を活用することで、エジェクタピンが押し当てられる成型品に起因する種々の不具合を防ぐことが可能になります。さらに、製造プロセスの効率化が期待できます。
微細流路が形成された板状の樹脂成形品は、生物学や化学の分野でマイクロ流体デバイスとして利用されます。本特許の方法を活用することで、より精度高く、効率的にマイクロ流体デバイスを製造することが可能になります。
本特許の方法を活用することで、微細な構造を持つ高品質なプラスチック製品を製造することが可能になります。例えば、自動車部品や電子機器の部品など、精密な樹脂成形品の製造において大いに活用できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2014-026093 |
発明の名称 | 樹脂成形品の製造方法及び射出成形用金型 |
出願人/権利者 | 公立大学法人 滋賀県立大学、滋賀県、近畿精工株式会社 |
公開番号 | 特開2015-150767 |
登録番号 | 特許第0006300265号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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