日本放送協会
音響体験を新次元へ、3次元音響システムの最適化技術

日本放送協会
音響体験を新次元へ、3次元音響システムの最適化技術
本特許は、3次元空間での音声再生を最適化する技術に関するものです。具体的には、音声信号に対してK特性フィルタによる重み付けを行い、その結果を二乗平均することで音量感を計算します。さらに、3次元空間における音声の到来方向に応じた伝搬特性に基づく頭部伝達関数を考慮した重み付けを行い、それらを合算します。最後に、合算結果にゲーティング関数を適用することでラウドネス値を算出します。この技術は、低域効果音用チャンネルを除く複数チャンネルの音声信号に対して行うことが可能で、22.2チャンネルの音声信号にも対応しています。
つまりは、音響信号の重み付けとラウドネス計測を行う技術により、3次元空間での音声再生を最適化します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 映画業界音楽業界ゲーム業界
- 音声再生装置の最適化
- VR/ARの音響環境構築
- ゲーム開発への応用
本特許技術は、映画館やライブ会場などの大規模な音声再生装置の最適化に活用できます。音響の到来方向に応じた重み付けが可能なため、観客がどの位置にいても最適な音響体験を提供することが可能です。
VR/ARの体験は、視覚だけでなく聴覚による没入感も重要です。本特許技術を利用することで、ユーザーが仮想空間内の任意の位置で最適な音響体験を得られるよう、音響環境を構築できます。
3次元空間での音声再生を最適化する本特許技術は、ゲーム開発にも活用できます。特に、3DゲームやVRゲームにおいてはプレイヤーの位置に合わせた音響再生が求められますが、本特許技術を利用すればその実現が可能です。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2014-032190 |
発明の名称 | ラウドネス測定装置およびラウドネス測定プログラム |
出願人/権利者 | 日本放送協会 |
公開番号 | 特開2015-158543 |
登録番号 | 特許第0006510757号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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