住友大阪セメント株式会社
短時間で高強度を発現するセメントクリンカ

住友大阪セメント株式会社
短時間で高強度を発現するセメントクリンカ
本特許は、セメントクリンカの製造方法に関するもので、具体的には、アルミニウム残灰を含む原料を特定の条件で焼成することで、短時間で高強度を発現するセメントクリンカを製造します。原料は、MgA1。O4が0.9重量%以上2.7重量%以下、A1INが1.0重量%以上3.1重量%以下を含み、1325-1375度の範囲で1.0時間-2.0時間焼成することで、硬化が早く、短時間で高強度を発現するセメント用のクリンカを経済的に製造することが可能です。また、この製造方法を用いて得られたセメントクリンカは、さらに短時間で高強度を発現するセメントの製造にも利用できます。この新しい製造法は、従来のセメントクリンカの製造法に比べて、より短時間で硬化し、強度を発現することが可能であり、セメント製造の効率化を図ることができます。
つまりは、本特許は、アルミニウム残灰を含む原料を特定の条件で焼成し、短時間で強度を発現するセメントクリンカの製造方法に関するものです。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 建設業製造業廃棄物処理業
- セメント工場の生産効率向上
- 建築材料としての新たなセメントの開発
- 産業廃棄物の再利用
この製造方法をセメント工場に導入することで、生産効率を大幅に向上させることができます。特に、短時間で高強度を発現するセメントを製造する需要が高い場合には、生産時間の短縮と品質の向上を同時に達成することができます。
本特許のセメントクリンカを用いて、新たな建築材料としてのセメントを開発することができます。その強度と硬化速度の特性から、急速に建設が必要な状況や、高強度が求められる建築物において有用な材料となり得ます。
アルミニウム残灰を原料とすることで、産業廃棄物の有効活用が可能となります。これにより、廃棄物の処理費用を削減するとともに、環境負荷の軽減にも貢献します。また、産業廃棄物を有効活用することで、社会全体のリサイクル推進にも寄与します。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2014-042913 |
発明の名称 | セメントクリンカの製造方法、セメントクリンカ及びセメント |
出願人/権利者 | 住友大阪セメント株式会社 |
公開番号 | 特開2015-168590 |
登録番号 | 特許第0006226234号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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