日本放送協会
データ伝送の新たなスタンダード、映像データの高効率エンコード&送信装置

日本放送協会
データ伝送の新たなスタンダード、映像データの高効率エンコード&送信装置
この特許は、映像データをエンコードし、それを効率的に送信するための装置に関するものです。映像データは、高レートと低レートの二つのレートでエンコードされ、それぞれ分割圧縮データとして生成されます。これらのデータはシーケンス番号とともにパケット化され、送信部によって送信されます。受信部は、送信されたデータを受信し、エンコードの指示をエンコーダに出力します。低レートのエンコードが指示された場合、送信部は低レートでエンコードされた映像データをメモリに蓄積し、送信を続けます。この仕組みにより、データの送信が効率的に行われ、通信の品質が向上します。
つまりは、映像データを高レートと低レートでエンコードし、状況に応じて効率的に送信する装置。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 IT映像制作通信業界
- 高効率データ伝送の実現
- 通信帯域の効率的な利用
- 低遅延通信の実現
このエンコード&送信装置は、映像データを効率的に伝送するための装置であるため、データ通信量が多い映像制作や配信業界での活用が期待できます。特に、大量の映像データを取り扱う映画制作や、リアルタイムで高品質な映像を配信するライブストリーミングサービスにおいて、データの伝送効率と品質の向上が可能となります。
エンコードと送信のプロセスを効率化することで、通信帯域をより効率的に利用することが可能となります。これは、通信インフラの制約下で作業を行う必要があるリモートワークや、広範囲に高品質な映像を配信する必要があるテレビ放送など、通信帯域の制約が課題となる場面での活用が期待できます。
この装置は、通信状態に応じてエンコードレートを自動的に調整する機能を持っているため、通信環境が不安定な場合でも適切な映像品質を維持しながら、低遅延での通信を実現することが可能です。これは、リアルタイム性が求められるオンラインゲームや、遠隔医療などのアプリケーションでの活用が期待できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2014-044075 |
発明の名称 | 送信装置、受信装置及び水中伝送システム |
出願人/権利者 | 日本放送協会 |
公開番号 | 特開2015-170962 |
登録番号 | 特許第0006371539号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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