国立大学法人 和歌山大学
異なる反射率に対応する3D計測技術

国立大学法人 和歌山大学
異なる反射率に対応する3D計測技術
本特許は、物体表面の反射率の変化に対する三次元計測誤差の低減を行なう三次元計測方法を提供します。具体的には、カメラとその周囲に設置した複数の格子投影装置を用いて、各画素における重みを予め求め、それを元にして各格子投影装置を用いて得られた物体表面の高さ情報や空間座標情報の重み付け平均を画素ごとに行う方法です。これにより、異なる反射率の境界付近で発生する誤差を低減することが可能となります。また、異なる材質の境界付近や段差部の境界付近で発生する誤差も低減することが可能となります。
つまりは、格子投影法を用いた三次元形状計測で、反射率が異なる領域の境界付近で発生する誤差を低減する技術
AIによる特許活用案
おすすめ業界 製造業建設業デザイン業
- 精密部品の品質管理
- 建築物の3Dスキャン
- デザイン業界での利用
精密部品の製造工程や品質管理において、本技術を活用します。部品の形状や寸法を高精度に測定し、製造誤差やバリエーションを検出します。これにより、製品の品質向上や生産効率の向上に寄与します。
建築物の設計やリノベーションの際に、本技術を用いて建物の3Dスキャンを行います。異なる材質の境界や段差部の境界での誤差を低減し、高精度な3Dデータを取得することができます。
デザイン業界でのプロトタイプ作成や製品設計において、本技術を用いて精密な3Dデータを取得します。これにより、製品のデザイン改善や、ユーザビリティの検証に役立てることができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2014-047412 |
発明の名称 | 形状計測装置および形状計測方法 |
出願人/権利者 | 国立大学法人 和歌山大学 |
公開番号 | 特開2015-172487 |
登録番号 | 特許第0006486010号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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