KOA株式会社
温度記録の新次元: 高精度温度履歴記憶装置

KOA株式会社
温度記録の新次元: 高精度温度履歴記憶装置
本発明は、温度履歴記憶装置に関し、特定の温度を超えた温度履歴を保存する装置についてです。この装置は、車両のエンジン内の温度やトランスミッション内の温度などを測定し、その温度履歴を記録する技術を提供します。特に、電子制御装置の動作限界温度を超える可能性がある運転条件や環境温度により、エンジンやトランスミッション自体の温度も設計温度を超えてしまう場合があります。このような状況を把握するために、この装置は温度履歴を残し、それにより問題の原因を調査することを容易にします。本装置は、電流ヒューズ素子、測定端子、キャパシタC、インバータ回路、n型トランジスタ、P型トランジスタなどを特徴とします。
つまりは、本装置は、過去の温度履歴を精確に記録でき、特定の温度を超えたか否かを判別することができます。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 自動車電子制御装置製造業
- 車両の故障診断に活用
- 工場の生産ラインでの品質管理に活用
- 家電製品の温度管理に活用
本装置は、エンジンやトランスミッションの温度を記録し、その温度履歴を残すことができるため、車両の故障診断に利用することができます。特定の温度を超えたか否かの情報を提供することで、故障の原因分析をより効率的に行うことが可能になります。
工場の生産ラインにおいても、特定の製品が所定の温度を超えたかを記録することは、品質管理において重要な情報を提供します。本装置を活用すれば、製品の温度履歴を正確に把握し、品質保証の一環として利用することが可能です。
家電製品の中にも、動作温度が重要となるものがあります。例えば、パソコンやスマートフォンなどの電子機器は、過熱すると性能が低下したり、故障する可能性があります。本装置を組み込むことで、過去の温度履歴を記録し、適切な温度管理を実現することができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2014-055110 |
発明の名称 | 温度履歴記憶装置 |
出願人/権利者 | KOA株式会社 |
公開番号 | 特開2015-175838 |
登録番号 | 特許第0006386759号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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