国立研究開発法人情報通信研究機構
光通信の未来を切り開く、ガラス転移温度調整可能な有機電気光学ポリマー

国立研究開発法人情報通信研究機構
光通信の未来を切り開く、ガラス転移温度調整可能な有機電気光学ポリマー
本発明では、シクロアルカンメタクリレートと2-インソンシアナトエチルメタクリレートをモノマーとして含む共重合体を活用します。これらの配合比率を適切に調整することで、所望のガラス転移温度 (Tg) を有する共重合体を製造することが可能です。また、2次非線形光学特性を有する成分を結合させることで、高性能な有機EOポリマーを作り出すことができます。これにより、次世代の光通信を担う電気光学材料として期待される有機EOポリマーの安定性と高速動作を実現し、光制御素子のデバイス作製における課題を解決します。
つまりは、本特許は、ガラス転移温度 (Tg) を調整でき、有機電気光学ポリマー (有機EOポリマー) として有用な共重合体の製造方法を提供します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 通信業界材料科学光学技術
- 高速通信の実現
- 長期安定性のある光制御素子の開発
- 高性能な有機電気光学素子の製造
本技術は、有機EOポリマーの高速動作を実現することで、次世代の光通信を担う電気光学材料として活用できます。これにより、現行の通信速度を大幅に超える高速通信を実現することが可能となります。
EO効果の経時的な長期安定性が求められる光制御素子の開発において、本技術の活用が有効です。ガラス転移温度の調整により、配向の緩和を抑制し、EO効果の低下を防ぐことができます。
本発明による有機EOポリマーは、光導波路を形成するためのEO分子の最適な含有量を確保することができます。これにより、高性能な有機電気光学素子の製造が可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2014-055653 |
発明の名称 | 有機電気光学ポリマーとして有用な、ガラス転移温度調整可能な共重合体、及び該共重合体を用いた有機電気光学素子 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 |
公開番号 | 特開2015-178544 |
登録番号 | 特許第0006137694号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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