国立研究開発法人物質・材料研究機構
革新的な超伝導線材の製造方法

国立研究開発法人物質・材料研究機構
革新的な超伝導線材の製造方法
本特許(JP 6270209 B2)は、Nb・Sn超伝導線材の製造方法に関連しており、特に内部スズ法を用いた方法を詳述しています。内部スズ法は、CuもしくはSn以外の元素が固溶したCu合金母材とその中に埋め込まれた多数本のNb芯とSn芯で構成された前駆複合体線材において、予備的な熱処理によりCu合金とSnを反応させていったんCuーSn相を生成し、次いで生成されたCu- Sm相とNbが放散反応することによりNb・Sn相が生成される手法を指します。この方法を用いることで、従来の製法であるブロンズ法の課題であった、Sn・Znの母材への固溶割合が15.5質量%以下に限定されてしまう、Nb・Sn体積を増やすこと、すなわち線材断面あたりの了臨界電流密度を高めることが困難であるという問題を解決します。また、中間焼分が必須で製造コストが増大するというブロンズ法の課題も克服します。
つまりは、この特許は、内部スズ法を用いたNb・Sn超伝導線材の製造方法を提供します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 製造業電子部品製造研究開発
- 高効率超伝導線材の製造
- 新たな超伝導線材の開発
- 超伝導線材の製造プロセスの最適化
本特許を活用することで、高効率の超伝導線材を製造することが可能となります。これにより、低コストで高品質の超伝導線材を大量生産することができ、さまざまな産業への供給が可能となります。
本特許の製造方法を基に、新たな超伝導線材の開発が可能となります。独自の材料を用いて試作し、特性を評価することで、より優れた性能を持つ超伝導線材の開発が期待できます。
本特許の製造方法を活用し、超伝導線材の製造プロセスを最適化することが可能です。これにより、製造効率を向上させ、製造コストを削減することができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2014-057637 |
発明の名称 | Nb3Sn超伝導線材の製造方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 | 特開2015-185211 |
登録番号 | 特許第0006270209号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
準備中です