学校法人 東洋大学
ラマン分光測定の新たな可能性を開く、貴金属ナノ粒子を用いたラマン分光測定法

学校法人 東洋大学
ラマン分光測定の新たな可能性を開く、貴金属ナノ粒子を用いたラマン分光測定法
本発明は、貴金属ナノ粒子を用いたラマン分光測定法とラマン分光測定器に関するもので、化学物質の同定に広く用いられるラマン分光法の欠点を克服します。従来のラマン分光法では、散乱光強度が極めて低いという欠点がありましたが、本発明により、貴金属ナノ粒子による表面増強ラマン効果(SERS)を利用した測定方法が可能となります。これにより、固体表面或いは固体表面に吸着した化学物質のin-situ分析が可能になります。また、凹凸を有する固体表面に吸着した物質のラマンスペクトルを定性的に測定することが出来ます。この新たな測定法は、分析能力の向上だけでなく、信号強度の改善も図ります。
つまりは、凹凸を有する固体表面に吸着した物質のラマンスペクトルを定性的に測定するラマン分光測定法及びラマン分光測定器を提供します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 ナノテクノロジー化学物質科学
- 高精度化学物質分析の実現
- 新しい材料の開発支援
- 環境分析への応用
この発明は、化学物質の同定に広く用いられるラマン分光法の精度を向上させることができます。従来のラマン分光法の欠点を克服し、より正確な化学物質分析が可能になります。
新しい材料の開発過程では、物質の性質を正確に把握することが非常に重要です。この発明の技術を利用すれば、より正確な物質分析が可能となり、新しい材料の開発を効率的に進めることができます。
本発明の技術は、環境分析にも応用することが可能です。特に、土壌や水質の分析において、微量の化学物質を高精度に分析することが求められる場合、本発明の技術は大きな力となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2014-067870 |
発明の名称 | ラマン分光測定法 |
出願人/権利者 | 学校法人 東洋大学 |
公開番号 | 特開2015-190836 |
登録番号 | 特許第0006368516号 |
- サブスク
- 譲渡
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