国立大学法人金沢大学
重金属除去の新しい可能性、キレート剤を用いた鋳物廃砂の洗浄

国立大学法人金沢大学
重金属除去の新しい可能性、キレート剤を用いた鋳物廃砂の洗浄
本発明は、鋳物廃砂中に含まれる有害金属を温和な条件下で除去する方法を提供します。具体的には、キレート剤が添加されたpH10.0以上のアルカリ性水溶液にて鋳物廃砂を洗浄します。この方法により、銅、鉛、スズ等の有害金属を効率的に除去することが可能となります。さらに、キレート剤の他にアンミン錯体形成補助剤を加えることで、除去効果をさらに高めることが可能です。本発明は、プラント化が容易であり、有害金属の除去に必要な設備の腐食を防ぐことができます。また、除去方法は温和な条件下で行われるため、安全性も高いといえます。
つまりは、pH10.0以上のアルカリ性水溶液中にキレート剤を添加することで、鋳物廃砂中の有害金属を効率的に除去する技術。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 環境保全業界建設業界金属製造業
- 廃棄物処理施設での利用
- 建設現場での利用
- 金属製造業での利用
廃棄物処理施設では、鋳物廃砂から有害金属を除去することで、再利用可能な素材を増やすことができます。これにより、廃棄物の量を減らし、環境負荷を軽減することが可能となります。
建設現場では、地球の掘削や建築物の解体などで生じる鋳物廃砂から有害金属を除去し、安全な建設材料として再利用することができます。これにより、建設コストを削減し、環境に配慮した建設活動を推進することが可能となります。
金属製造業では、製造過程で生じる鋳物廃砂から有害金属を除去し、再利用やリサイクルを促進することができます。これにより、製造コストを削減し、製造過程の環境負荷を軽減することが可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2014-096794 |
発明の名称 | 鋳物廃砂中の有害金属の除去方法 |
出願人/権利者 | 国立大学法人金沢大学 |
公開番号 | 特開2015-213859 |
登録番号 | 特許第0006558620号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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