国立大学法人信州大学
高性能で小型化可能なスパイラルインダクタ

国立大学法人信州大学
高性能で小型化可能なスパイラルインダクタ
本特許では、コイルの線間に磁性材料を充填した、平面型のスパイラルインダクタが提案されています。特に、この磁性材料は、球体状で粒子サイズが2μm以下の磁性微粒子と誘電材とを複合した磁性複合材料からなります。この磁性複合材料中では、磁性微粒子が互いに接触せずに存在し、コイルの表面が磁性複合材料により被覆されていないことが特徴となっています。これにより、0.1GHzから1GHzの周波数帯域でも大きなQ値を備えることが可能となり、高周波での使用にも適しています。また、コイルの小型化も可能であり、さまざまな機器やシステムに組み込むことができます。
つまりは、高周波範囲でも高いQ値を維持する新型スパイラルインダクタ
AIによる特許活用案
おすすめ業界 電子機器通信機器自動車
- 高周波通信機器への組み込み
- 電子機器への採用
- 自動車への応用
高周波域でも大きなQ値を維持する本特許のインダクタは、高周波通信機器に組み込むことで、より高性能な通信が可能となります。さらに、小型化が可能なため、コンパクトな通信機器の設計にも対応できます。
本特許のインダクタは、出力電流の平滑化やインピーダンス整合に使用できます。これにより、電子機器の性能を向上させることが可能です。また、小型化が可能なため、機器のサイズを小さくすることも可能です。
電子制御システムが高度化する自動車において、高性能なインダクタは必要不可欠です。本特許のインダクタは、高周波数範囲でも高いQ値を維持できるため、自動車の電子制御システムの性能向上に寄与します。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2014-116465 |
発明の名称 | インダクタ |
出願人/権利者 | 国立大学法人信州大学 |
公開番号 | 特開2015-230966 |
登録番号 | 特許第0006486614号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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