知財活用のイノベーションで差別化を

知財活用のイノベーションで差別化を

国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
核物質検知の新時代:高精度・高効率の物質検知装置

国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
核物質検知の新時代:高精度・高効率の物質検知装置

本発明は、特定の核種が中性子を吸収した後に発せられた中性子を検出し、試料中の核種を検知、あるいは更に定量分析する物質検知装置に関するものです。検知の対象となる物質の核種は、核反応によって同時に2つ以上の中性子を放出する核種であり、そのエネルギーは物質に応じて定められます。また、本装置は中性子検出器を3つ以上具備し、それらの組み合わせ毎に時間差を算出してヒストグラムを作成します。これにより、特に核分裂中性子成分を有意に認識した場合には、試料に核物質が存在すると判定することができ、核分裂中性子成分の数から核物質の量を定量分析することが可能となります。

つまりは、中性子を利用して核物質を検知・定量分析する新たな物質検知装置

AIによる特許活用案

おすすめ業界 セキュリティ業界ロジスティクス業界原子力業界

  • 核物質の不正搬入防止
  • この技術は、空港や港湾などの国境検査において、核物質の不正搬入を防止するために活用できます。中性子を用いて試料中の核種を高精度に検知・定量分析することが可能なため、潜在的な危険物質の存在を迅速に検出し、安全保障を確保することが可能です。

  • 原子力発電所の安全管理
  • 原子力発電所では、核物質の取り扱いが日常的に行われます。この技術を利用すれば、核物質の量を正確に把握し、その管理・運用をより安全かつ効率的に行うことが可能となります。また、事故時のリスク評価や放射線漏れの検出にも役立ちます。

  • 物質検知技術の研究・開発
  • 本技術は、物質検知技術の研究・開発において新たな試験方法を提供します。特に、中性子を利用した核物質の検知・定量分析の研究において、より精密かつ効率的な実験を行うことが可能となります。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

特許評価書を閲覧する

  • 権利概要
出願番号特願2023-047902
発明の名称物質検知装置
出願人/権利者国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
公開番号特開2024-136701
登録番号特許第0007287736号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

準備中です

特許文献ダウンロード

すべてのリスト一覧へ