日本放送協会
効率的な視域調整を可能にする表示装置

日本放送協会
効率的な視域調整を可能にする表示装置
この特許は、立体像表示における視聴環境を考慮した表示装置について述べています。具体的には、視聴者が横に並んで映像を視聴するという状況を考慮し、映像を視聴可能な視域を垂直方向に比べて水平方向に広げることを望んでいます。また、本発明では、表示素子を効率的に利用するための新たな手法を提供します。具体的には、要素画像の配列の端部が揃うように、要素画像の所定方向の並びをシフトさせる変換処理を行い、その結果を表示します。さらに、各要素画像に対応する領域の縦と横の比が1対1になるようにマスクする制限部を設けます。これにより、視聴体験の改善と表示素子の効率的な利用が可能となります。
つまりは、本発明は、視域の比率を変更した際にも、表示素子を効率的に利用可能な表示装置を提案します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 映像技術ディスプレイ製造エンターテイメント業界
- 映画館での活用
- テレビの改良
- ゲーム業界への応用
本発明の表示装置は、映画館での活用が考えられます。大画面の映画館では、座席が幅広い範囲に広がっているため、視聴者の視域を効率的に調整する必要があります。この表示装置を用いれば、視聴者全員が最適な視聴環境を得られる可能性があります。
この表示装置の技術は、家庭用テレビの改良にも活用できます。リビングルームなどで複数の人が横に並んでテレビを視聴する場合、視域を効率的に調整することで、全員が快適に視聴できるようになります。
また、ビデオゲーム業界においても、本発明の表示装置は有用です。特にマルチプレイヤーゲームでは、複数のプレイヤーが同時に画面を見るため、視域の調整が重要となります。本発明の表示装置を用いれば、全プレイヤーが等しくゲーム画面を見ることが可能となり、公平なゲーム環境を提供できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2014-129006 |
発明の名称 | 表示装置 |
出願人/権利者 | 日本放送協会 |
公開番号 | 特開2016-009978 |
登録番号 | 特許第0006436560号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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