国立大学法人山口大学
一歩先を行くDNA操作技術: 効率的で簡潔な遺伝子連結方法

国立大学法人山口大学
一歩先を行くDNA操作技術: 効率的で簡潔な遺伝子連結方法
この特許は、遺伝子の操作をより容易にし、より高速にする新しい方法を提案しています。既存の手法は、DNAの連結に際して複雑な操作を必要としていました。しかし、本特許では、プロモータ活性を有する配列を含むプライマーを用いることで、DNA断片の調製を必要とせず、PCRのみで遺伝子の連結が可能となることを提案しています。さらに、プロモータ活性を有する配列は、非常に短く(30-80塩基)、かつ広く用いられているヒト翻訳伸長因子1アルファ(EF1e)プロモータと同等の高いプロモータ活性を持つことが見い出されました。これにより、遺伝子操作の手間と時間を大幅に短縮し、より効率的な研究が可能となります。
つまりは、プロモータ活性を有する配列を含むプライマーによるPCRでの遺伝子連結
AIによる特許活用案
おすすめ業界 バイオテクノロジーファーマシューティカル研究開発
- 遺伝子疾患の研究における活用
- 遺伝子編集技術への応用
- 製薬業界での新薬開発
この技術は遺伝子疾患の研究において、効率的な遺伝子操作を可能にします。研究者はターゲットとなる遺伝子を迅速に修正し、疾患の原因を特定したり新たな治療法を開発したりすることができます。
この特許技術は、CRISPRなどの遺伝子編集技術と組み合わせることで、特定の遺伝子をより効率的に編集し、個々の細胞や生物の遺伝子型を精密に制御することが可能になります。
この技術は、新しい薬物の開発における遺伝子操作の効率化に貢献します。特に、ターゲットとなる遺伝子の発現を制御することで、新たな薬物の効果を評価する際の実験過程を効率化することができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2014-136929 |
発明の名称 | フォワードプライマー |
出願人/権利者 | 国立大学法人山口大学 |
公開番号 | 特開2016-013099 |
登録番号 | 特許第0006566537号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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