国立大学法人宇都宮大学
高性能な赤色蛍光発光体の製造方法

国立大学法人宇都宮大学
高性能な赤色蛍光発光体の製造方法
本特許では、Aサイト元素原料である酸化マグネシウム、有炭酸マグネシウム及び硝酸マグネシウムから選ばれるMg化合物、Bサイト元素原料であるA1化合物またはGa化合物、そしてドープ元素原料であるMn化合物とを含む原材料を準備し、これらを混合した後に焼成する工程を有する蛍光発光体の製造方法を提案しています。Bサイト元素原料をAl化合物とした場合の原材料は、化学量論比で0.1以上0.7以下の範囲内の過剰量のMg化合物と、0.05モル%以上0.2モル%以下の範囲内のMn化合物を含む。また、Bサイト元素原料をGa化合物とした場合の原材料は、化学量論比で0.1以上0.9以下の範囲内の過剰量のMg化合物と、0.025モル%以上0.2モル%以下の範囲内のMn化合物を含む。
つまりは、スピネル型酸化物蛍光発光体の製造方法で、Aサイト元素がMgでBサイト元素がAlまたはGaであり、Mnがドープされ、化学量論比を超える過剰量のMgを含む。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 照明業界医療機器製造業安全機器製造業
- 高輝度LED照明の製造
- 高精度な医療機器の開発
- 安全性向上のための道路標識の製造
本特許の製造方法を用いて製造された蛍光発光体を利用することで、高輝度で赤色発光するLED照明を製造することが可能となります。これにより、視覚的なインパクトを持つ照明製品の開発が可能となります。
蛍光発光体は、医療機器などの分野でも利用されています。本特許の製造方法を用いれば、より高精度な映像を提供する医療機器の開発が可能となります。
本特許の製造方法を用いて製造された蛍光発光体を利用することで、夜間でも明確に認識できる道路標識の製造が可能となります。これにより、交通事故の防止に寄与することが期待されます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2014-140054 |
発明の名称 | マンガンドープスピネル型赤色蛍光体及びその製造方法 |
出願人/権利者 | 国立大学法人宇都宮大学 |
公開番号 | 特開2016-017125 |
登録番号 | 特許第0006501288号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
準備中です