知財活用のイノベーションで差別化を

知財活用のイノベーションで差別化を

国立大学法人鳥取大学
自然由来、安全性高い抗菌剤 - ブナシメジからの新発見

国立大学法人鳥取大学
自然由来、安全性高い抗菌剤 - ブナシメジからの新発見

本特許では、食用きのこであるブナシメジから揮発性抗菌物質を同定し、その利用方法について述べられています。この抗菌物質は2-メチルプロパン酸2, 2-ジメチル-1- (2-ヒドロキシー1-メチルエチル)プロピルエステルで、食用きのこ由来であるため、ヒトや動物に対して特に安全性が高いと考えられます。また、揮発性であるため、環境への影響も少なく、閉鎖空間でも抗菌効果が広がります。さらに、この抗菌物質はきのこの栽培後の廃菌床からも得ることができ、廃菌床の再利用も期待できます。これにより、安全で効果的な抗菌剤や農薬の提供が可能となります。

つまりは、ブナシメジから生成される揮発性抗菌物質で、安全かつ有効な抗菌剤や農薬を提供

AIによる特許活用案

おすすめ業界 医療農業薬品製造

  • 自然由来の抗菌剤の開発
  • ブナシメジ由来の揮発性抗菌物質は、自然由来で安全性が高いという特性を持つため、新たな抗菌剤の開発に利用することができます。これにより、ヒトや動物に対して安全で効果的な抗菌剤を提供することが可能となります。

  • 持続的な農薬の開発
  • この揮発性抗菌物質は、農薬としての利用も可能です。揮発性であるため施設栽培などの閉鎖空間でも効果を発揮し、農作物の病害防除に寄与します。また、環境負荷も少なく持続可能な農業を支えます。

  • 廃菌床の再利用促進
  • ブナシメジの栽培後の廃菌床からもこの抗菌物質を得ることができます。これにより、廃菌床の再利用が期待でき、リソースの有効活用に役立ちます。農業廃棄物の処理問題の解決にも寄与します。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

特許評価書を閲覧する

  • 権利概要
出願番号特願2014-170865
発明の名称ブナシメジ培養菌体が生産する揮発性物質を含有する抗菌剤
出願人/権利者国立大学法人鳥取大学
公開番号特開2016-044153
登録番号特許第0006304817号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

準備中です

特許文献ダウンロード

すべてのリスト一覧へ