国立研究開発法人産業技術総合研究所
高性能、省スペースで柔軟性を持つ電流センサ

国立研究開発法人産業技術総合研究所
高性能、省スペースで柔軟性を持つ電流センサ
本特許は、電線に直接巻き付けて測定するフレキシブル電流センサの製造方法について説明しています。この製造方法では、絶縁性樹脂層、磁性体コア、絶縁性樹脂層の順に積層された積層体を形成し、絶縁性樹脂層を貫通する複数の貫通孔を形成します。導電性ペーストを印刷することにより巻線構造を形成し、貫通孔に導電性ベーストを充填して貫通孔充填導電部を形成します。さらに、導電性パターン層を形成し、その一部を高導電率の金属層で被覆します。この製造方法により、高性能かつ安価で大量生産が可能な電流センサが得られます。
つまりは、敷設が難しい密集した受配電設備内でも利用可能な、フレキシブル電流センサの製造方法
AIによる特許活用案
おすすめ業界 電力業界電子機器製造業自動車産業
- スマートグリッドの実装
- 電力消費のワイヤレス監視
- 安価で大量生産可能な電流センサの提供
本特許のフレキシブル電流センサは、大量のセンサを使用して広範囲にわたる電力消費量のモニタリングが必要なスマートグリッドの実装に活用できます。
本特許のフレキシブル電流センサは、電力消費のワイヤレス監視にも適しています。伝統的なクランプ型電流センサよりも小型で、設置が容易なため、様々な場所での電力消費の監視が可能になります。
本特許の製造方法により、高性能かつ安価で大量生産可能な電流センサを提供することができます。これにより、電子機器製造業や自動車産業など、大量の電流センサが必要な業界でのコスト削減に貢献します。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2014-173938 |
発明の名称 | フレキシブル電流センサ及びその製造方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | 特開2016-048224 |
登録番号 | 特許第0006479370号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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