国立大学法人静岡大学
高解像度で細胞の動きを観察「光源生成薄膜と微小光源励起装置」

国立大学法人静岡大学
高解像度で細胞の動きを観察「光源生成薄膜と微小光源励起装置」
本特許は、電子ビームの照射により可視光の波長未満の大きさの微小光源を励起する新たな光源生成薄膜とその製造方法に関するものである。また、この光源生成薄膜を用いた微小光源励起装置と光学顕微鏡についても述べている。光源生成薄膜は、シリコン窒化膜、シリコン酸化膜、シリコン室化膜、ユーロピウム農活酸化イットリウム、酸化亜鉛のいずれかで形成され、金属薄膜上には培養薄膜がさらに形成される。この技術により、光の回折限界を超えた微小領域を光学的に観察することが可能となり、細胞間の相互作用や情報の伝達機構などを解明するための高い空間分解能を有する光学顕微鏡を実現できる。
つまりは、電子ビームにより微小光源を励起し、高い空間分解能で観察を可能にする新たな光源生成薄膜とその製造方法、および微小光源励起装置と光学顕微鏡。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 バイオテクノロジー医療機器研究開発
- 高解像度の生体観察装置開発
- 医療分野への応用
- 高度な研究の推進
生体の最小構成要素である細胞やたんぱく質の相互作用や情報伝達のメカニズムを解明するために、本特許の光源生成薄膜と微小光源励起装置を用いた高解像度の生体観察装置の開発が可能となります。
本特許の技術を用いて細胞や組織の詳細な観察を行うことで、病気の早期発見や新たな治療法の開発に貢献することが可能となります。特に、がん細胞の早期発見や進行過程の観察に有用と考えられます。
本特許の技術を用いることで、生命現象の解明や新たな生物学的メカニズムの発見など、科学研究の幅を広げることが可能となります。また、研究成果の質を向上させるための重要なツールとなり得ます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2014-178249 |
発明の名称 | 光源生成薄膜、微小光源励起装置、光学顕微鏡および光源生成薄膜の製造方法 |
出願人/権利者 | 国立大学法人静岡大学 |
公開番号 | 特開2016-050925 |
登録番号 | 特許第0006654778号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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