知財活用のイノベーションで差別化を

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国立研究開発法人情報通信研究機構
時刻同期の新たな可能性:高精度で低コストの時計補正システム

国立研究開発法人情報通信研究機構
時刻同期の新たな可能性:高精度で低コストの時計補正システム

この発明は、相互に電波の届く離れた場所に置かれた2台の比較用時計の時刻差を比較する方法、及びその比較結果に基づいて各比較用時計の時刻を補正する方法に関するものです。信頼性の高いマスター時計と信頼性の低いスレーブ時計の相対的な時刻差を取得し、時間補正情報として使用します。さらに、基準時刻算出対象とする3つ以上の比較用時計から成る基準時計グループ内で、全ての時計の相対的な時刻差を特定できる組み合わせで2局間の時刻差を各々取得し、基準時刻を算出します。その後、時刻補正対象の時計の時刻と基準時刻との差を求め、その差を用いて時刻補正対象の時計の時刻を補正します。これにより、高精度で低コストの時刻補正が可能となります。

つまりは、本特許は、信頼性の高いマスター時計と信頼性の低いスレーブ時計の時刻差を取得し、その差を用いてスレーブ時計の時刻を補正する技術を提供します。

AIによる特許活用案

おすすめ業界 通信情報技術デジタル機器

  • 時間同期システムの改善
  • この特許は、高精度で低コストの時刻補正を可能にするため、既存の時間同期システムの改善に活用できます。特に、大規模なネットワークシステムやデータセンターなど、複数のデバイスの時間を同期させる必要がある場所での利用が期待できます。

  • IoTデバイスの時刻同期
  • IoTデバイスは数が多く、時刻の同期が重要となります。この特許の技術を用いることで、各デバイスの時刻補正を効率的に行い、一貫した動作を保証することが可能となります。

  • 精密な時計製造
  • この特許の技術を用いて、信頼性の高いマスター時計に基づいて他の時計の時刻を補正することで、より精密な時計の製造が可能となります。これにより、科学研究や宇宙開発など、高精度な時刻が求められる分野での利用が期待できます。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2014-183968
発明の名称時計の時刻比較方法および時計の時刻補正方法
出願人/権利者国立研究開発法人情報通信研究機構
公開番号特開2016-057169
登録番号特許第0006376911号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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