公立大学法人広島市立大学
データ衝突回避の高度化、ワイヤレス通信の新時代

公立大学法人広島市立大学
データ衝突回避の高度化、ワイヤレス通信の新時代
この特許は、アクセスポイントと複数の無線端末間での通信データの衝突を回避するための新たな通信システム及び通信方法を提供します。アクセスポイントは端末数を入力し、端末毎に同期状態に至るパラメータを管理します。その上で、位相がずれて同期した状態の端末の数の振動子のうち、対応する振動子の位相を算出するための固有振動数、結合強度、初期位相、各端末のID、制御間隔、端末数よりなる同期パラメータを決定し、各端末にIDを割り当てます。これらの同期パラメータはビーコン信号に付加され、各端末へ送信されます。端末はビーコン信号から同期パラメータを抜き出し、一定時間が経過したことを判断し、位相を計算します。そして、送信データが存在するかどうかを判断し、存在する場合は計算された位相を用いて通信タイミングとしてのバックオフ時間を計算し、データを送信します。このシステムにより、データ衝突を効率的に回避し、ワイヤレス通信の品質を向上させます。
つまりは、本特許は、アクセスポイントと複数の無線端末間で通信データの衝突を回避する通信システム及び通信方法に関する。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 情報通信業界ネットワーク機器製造業ソフトウェア開発業
- スマートフォンのデータ通信品質向上
- ネットワーク機器の性能向上
- 無線LANの効率化
スマートフォンの普及に伴い、データ通信の品質はますます重要になっています。このシステムをスマートフォンに組み込むことで、データの衝突を回避し、通信品質を向上させることが可能です。
ネットワーク機器の性能は、その通信品質に大きく影響します。このシステムを組み込むことで、ネットワーク機器の性能を向上させ、ユーザーに高品質な通信環境を提供することが可能になります。
無線LANの利用が一般的になる中、データの衝突回避は重要な課題となっています。このシステムを無線LANに導入することで、データの衝突を効率的に回避し、通信の効率を向上させることができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2014-029848 |
発明の名称 | 通信システム及び通信方法 |
出願人/権利者 | 公立大学法人広島市立大学 |
公開番号 | 特開2015-154470 |
登録番号 | 特許第0006376680号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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