知財活用のイノベーションで差別化を

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国立研究開発法人物質・材料研究機構
光感受性と精度を兼ね備えた新世代のリンフタロシアニン錆体

国立研究開発法人物質・材料研究機構
光感受性と精度を兼ね備えた新世代のリンフタロシアニン錆体

本特許のリンフタロシアニン錆体は、光線力学的診断法用の光感受性薬剤として優れた性能を発揮します。これは中心元素がボリンであり、軸配位子とヒドロキシル基を有し、さらにスルホ基を有する特性から、光線力学的診断法 (PDD) における光感受性物質としての役割を果たします。PDDとは、ガン組織に集積された光感受性物質をレーザー等の光で励起し、その蛍光をモニターする診断法であり、精度良く微小な癌組織を検出することが可能です。また、本特許のリンフタロシアニン錆体は、生体の光の窓とも言われる650~900nmの波長領域に光吸収・発光を示す特性を持つため、より精度の高い診断が可能となります。

つまりは、本特許は、中心元素がボリンであり、軸配位子とヒドロキシル基を有し、さらにスルホ基を有するリンフタロシアニン錆体、その塩、及びそれらの水和物に関する。

AIによる特許活用案

おすすめ業界 医療製薬バイオテクノロジー

  • 癌診断の精度向上
  • 本特許のリンフタロシアニン錆体は、微小な癌組織を精度良く検出する能力を持つため、早期発見・早期治療の可能性を広げ、医療の質を向上させることができます。

  • 光線力学的診断法用の新薬開発
  • リンフタロシアニン錆体を主成分とする新たな光感受性薬剤の開発が可能となり、従来の診断法に比べて時間と経費を削減するとともに、医療現場での利便性を向上させることができます。

  • フタロシアニン系色素の代替品としての応用
  • フタロシアニン系色素は一部で水溶性に問題を抱えているため、本特許のリンフタロシアニン錆体はその良好な水溶性から、これらの色素の代替品としての応用が期待されます。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2015-108056
発明の名称リンフタロシアニン錯体、その塩及びその水和物
出願人/権利者国立研究開発法人物質・材料研究機構
公開番号特開2016-065205
登録番号特許第0006489579号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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