国立研究開発法人産業技術総合研究所
革新的な酸化物前駆体材料でプラスチックにも印刷可能

国立研究開発法人産業技術総合研究所
革新的な酸化物前駆体材料でプラスチックにも印刷可能
本発明は、プラスチック等の基材上に塗布し、加熱することで酸化物膜が形成される酸化物前駆体材料に関するものです。これにより、大気中で調製、保存、およびプラスチック等に塗布・印刷が可能な酸化物前駆体材料が提供できます。具体的には、金属の塩、水、フッ素を含有するアルコールを含み、塗布後に加熱処理することで酸化物半導体の膜が基材上に形成されます。酸化物半導体は、酸化亜鉛、酸化銅、酸化ニッケル、酸化インジウム、酸化カドミウム、酸化ガリウム、インジウムと亜鉛の混合酸化物などがあります。一般的な酸化物半導体前駆体材料に比べ、本発明の酸化物前駆体材料は低温での加熱処理が可能であり、プラスチック基材へのデバイス形成が容易です。
つまりは、高移動度の酸化物半導体を形成可能な酸化物前駆体材料を提供
AIによる特許活用案
おすすめ業界 エレクトロニクス素材科学印刷業界
- 高性能電子デバイスの製造
- 環境に優しいデバイスの製造
- 印刷エレクトロニクスの進化
本発明の酸化物前駆体材料は、高移動度の酸化物半導体を形成することができます。これにより、電子デバイスの性能向上が期待できます。特に、低温での加熱処理が可能なため、プラスチック基材上でのデバイス形成が可能になります。
本発明の酸化物前駆体材料は、大気中で調製・保存が可能であり、プラスチック等に塗布・印刷することができます。これにより、製造工程での環境負荷を軽減することが可能です。
本発明の酸化物前駆体材料は、印刷プロセスでの酸化物半導体デバイスの形成を可能にします。これにより、印刷エレクトロニクスの技術をさらに進化させることが可能です。例えば、薄膜トランジスタやセンサーなどの製造に活用できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2014-203235 |
発明の名称 | 酸化物前駆体材料 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | 特開2016-072562 |
登録番号 | 特許第0006404068号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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