公益財団法人鉄道総合技術研究所
音を利用したPCまくらぎの劣化判定システム

公益財団法人鉄道総合技術研究所
音を利用したPCまくらぎの劣化判定システム
本特許は、PCまくらぎ(プレストレストコンクリートを用いたまくらぎ)の劣化度を判定するシステムおよび方法について述べています。まくらぎは、レールを支持し、レールから伝達される負荷を道床に分散して伝達する機能を有しています。本システムは、PCまくらぎへの加振により生じる音を、ストラップにより人から吊下げられたマイクで取得します。その音に基づいて、PCまくらぎのたわみ3次モードの固有振動数を検出します。固有振動数が所定条件よりも低周波であると判定された場合、PCまくらぎが劣化していると判定します。これにより、目視で確認することが困難なPCまくらぎの劣化状況を把握し、適切な保守・管理を実施することが可能となります。
つまりは、音を用いてPCまくらぎの劣化度を判定し、適切な保守・管理を可能とするシステム
AIによる特許活用案
おすすめ業界 鉄道業界建設業界保守サービス業界
- 鉄道保守作業の効率化
- コンクリート製品の品質管理
- スマートシティのインフラ管理
本システムは、PCまくらぎの劣化状況を容易に把握することが可能であるため、鉄道保守作業の効率化に役立ちます。目視による確認作業が困難なPCまくらぎの劣化状況を的確に判定し、必要な修繕や交換を行うことで、鉄道の安全性を維持することが可能となります。
本システムは、コンクリート製品の劣化判定にも応用が可能です。製造後の品質管理や、使用中の製品の劣化度を判定し、適切なタイミングでのメンテナンスや交換を可能にします。これにより、製品の信頼性を向上させ、長期的なコスト削減にも寄与します。
本システムは、スマートシティのインフラ管理にも活用可能です。都市の各所に設置されたセンサーが、構造物の劣化音を収集し、劣化度を判定します。これにより、効率的なメンテナンススケジュールを立てることができ、インフラの寿命を延ばし、安全性を確保します。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2014-220561 |
発明の名称 | PCまくらぎ劣化判定システムおよびPCまくらぎ劣化判定方法 |
出願人/権利者 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
公開番号 | 特開2016-089339 |
登録番号 | 特許第0006273650号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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