国立研究開発法人産業技術総合研究所
高性能酸化触媒を生み出す、金属複合粒子技術

国立研究開発法人産業技術総合研究所
高性能酸化触媒を生み出す、金属複合粒子技術
本特許では、第一金属と第二金属を組み合わせて金属複合粒子を形成し、これを担体に担持することでCO酸化活性に優れた触媒を製造します。第一金属がAuであり、第二金属がAg、Pt、またはFeである場合、金属複合粒子の粒径が10nm以下であり、担体がSiO、AlO、SrTiO、FeO、ZnO、CoOの中から選択されることが特徴です。このように、多種多様な素材の組み合わせを可能とし、特定の条件下で最良の結果を生み出す触媒の製造が可能です。また、製造方法も独自で、昇華性の金属錯体と担体とを摩擦を加えながら固相混合した後に焼成することで、金属複合粒子が担体に簡易に担持できます。この高性能酸化触媒は、環境保護やエネルギー効率向上における重要な役割を果たします。
つまりは、第一金属と第二金属の組み合わせと独自の製造方法により、CO酸化活性に優れた金属複合粒子担持触媒を提供します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 化学業界環境技術業界エネルギー業界
- 環境浄化技術への応用
- 燃料電池の性能向上
- 化学反応の効率化
この金属複合粒子を含む触媒は、環境浄化技術に応用できます。特に、排気ガスの浄化システムにおけるCOの酸化反応を促進し、大気汚染の低減に貢献することが期待されます。
金属複合粒子担持触媒は、燃料電池の電極材料として利用可能です。特に、高いCO酸化活性を持つ本触媒の利用により、電池の効率と寿命の向上が見込まれます。
本特許の触媒は、化学反応の効率化にも寄与します。触媒の存在下で行われる化学反応速度を上げることで、生産効率の向上やエネルギー消費の低減が期待できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2014-239592 |
発明の名称 | 金属複合粒子担持触媒の製造方法およびCO酸化触媒 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | 特開2016-101535 |
登録番号 | 特許第0006472131号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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