日本放送協会
高品質画像処理の新たな可能性、賢い画像量子化装置

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高品質画像処理の新たな可能性、賢い画像量子化装置
本特許は、画像処理装置及びプログラムに関するもので、画像の平均輝度値が所定値未満か、コントラスト値が所定値以上である場合に、階調削減数を大きくすることで、画像のデータ量を削減します。また、ブロック領域ごとに分割された画像データを入力し、画像データの内容に応じて量子化テーブルを変更する機能があります。これにより、画像データの周波数のパワーの割合の値によりブロック領域ごとのグラデーション領域を解析し、画像データが有する画素について、画素がそれぞれ示す輝度値を平均してブロック領域ごとに画像データの平均輝度値を計算します。これらの処理結果に基づいて重みを設定し、階調削減数を決定し、量子化テーブルに予め設定された量子化後のビット数を削減することで、画質の劣化を抑えながらデータ量の削減を実現します。
つまりは、画像の平均輝度値とコントラスト値に基づいて階調削減数を決定し、画質の劣化を抑えながらデータ量の削減を実現する画像処理装置
AIによる特許活用案
おすすめ業界 IT映像業界インターネットサービス業界
- 高品質映像配信サービスへの応用
- 画像解析ツールの品質向上
- クラウドストレージサービスでのデータ量削減
高解像度映像を低データ量で配信したい映像配信サービスに活用できます。データ量を削減しながらも画質を維持し、ユーザーは高品質な映像を快適に視聴できます。
画像解析ツールにこの技術を応用することで、大量の画像データを効率的に処理し、解析精度を向上させることが可能です。特に、AIを用いた画像解析ツールにおいて有効です。
クラウドストレージサービスにて、ユーザーがアップロードする画像データのデータ量を削減し、ストレージ容量を節約することができます。これにより、サービス提供者はストレージコストを抑えることができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2014-242889 |
発明の名称 | 画像処理装置、及びプログラム |
出願人/権利者 | 日本放送協会 |
公開番号 | 特開2016-105543 |
登録番号 | 特許第0006389748号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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