国立大学法人福井大学
革新的な高性能バイオデバイスへの一歩!

国立大学法人福井大学
革新的な高性能バイオデバイスへの一歩!
本特許ではカーボンナノチューブ(CNT)を用いた生体分子の固定化技術について提案されています。CNTはその比表面積の大きさと高い電気伝導性から電極材料として注目されています。特に、バイオデバイスにおいて、酵素等の生体分子と電極材料であるCNTとの間の電子移動を高めることで、検出感度や検出出力を向上させた高性能のバイオデバイスを実現することが期待されています。しかし、CNTは水性を有するため、水溶液に不溶であり、生体分子をCNT表面に固定化処理して高性能の複合素子を得ることが困難でした。本特許では、この問題を解決するための新たな手法を提案しています。
つまりは、カーボンナノチューブを用いた生体分子の固定化技術
AIによる特許活用案
おすすめ業界 バイオテクノロジーナノテクノロジー医療技術
- 高感度バイオセンサーの開発
- 高出力バイオ電池の開発
- ナノスケールの電子デバイスの開発
本特許の技術を用いれば、CNTと生体分子との間の電子移動を高めることが可能となり、これにより高感度のバイオセンサーを開発することが可能となります。例えば、血糖値センサ等のバイオセンサに応用することで、より正確な測定が可能となり、糖尿病患者の生活の質の向上に貢献することができます。
CNTと生体分子との間の電子移動を高めることで、エネルギー変換効率を向上させることが可能となります。これにより、高出力のバイオ電池を開発することが可能となります。再生可能なエネルギー源としてのバイオ電池の開発は、持続可能な社会の実現に貢献します。
CNTのナノスケールの構造を利用することで、ナノスケールの電子デバイスの開発も可能となります。本特許の技術を用いれば、CNTを電極として使用することで、電子デバイスのミニチュア化と高性能化を同時に達成することが可能となります。これにより、医療分野や通信分野など、さまざまな分野での応用が期待されます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2014-247849 |
発明の名称 | 導電性炭素材料への分子識別機能を有する生体分子の固定化方法 |
出願人/権利者 | 国立大学法人福井大学 |
公開番号 | 特開2016-106581 |
登録番号 | 特許第0006516248号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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