学校法人順天堂
アルツハイマー病の新たな予防治療法の開発への一歩

学校法人順天堂
アルツハイマー病の新たな予防治療法の開発への一歩
本特許は、アルツハイマー病の新たな治療法の開発に向けた重要な一歩を踏み出すものです。具体的には、エンドソーム-ライソソーム機構を解明し、アミロイド前駆体重白質 (APP) 及びBACE1との相互作用に着目しています。本発明者は、TMEM30Aというタンパク質がAPPと共発現すると小胞の肥大化を誘導し、エンドソーム形態を変化させることを見出しました。また、TMEM30AはAPPと結合してAPPを甘積させる作用を有すること、TMEM30AとAPPの結合部位がBACE1活性により産生されるAPPカルボキシル末端ドメインであることも見出しました。この知見から、TMEM30AとAPP又はCTFとの結合を阻害する物質を探索すれば、小胞の肥大化を抑制でき新たなアルツハイマー病予防治療法がスクリーニングできることを提案しています。
つまりは、アルツハイマー病の治療法のスクリーニング方法を提供する技術
AIによる特許活用案
おすすめ業界 医療バイオテクノロジーファーマシューティカル
- 新たなアルツハイマー病治療法の開発
- アルツハイマー病の原因解明
- ドラッグスクリーニングの改善
本発明によって見つかったTMEM30AとAPP又はCTFとの相互作用を阻害する物質を探索し、新たなアルツハイマー病予防治療法の開発に活用することができます。
TMEM30AとAPP又はCTFとの相互作用を研究することで、アルツハイマー病の原因解明に一歩近づくことが期待できます。この研究が進めば、より効果的な治療法の開発につながる可能性があります。
本発明は、アルツハイマー病の治療薬のスクリーニング方法を改善する可能性があります。TMEM30AとAPP又はCTFとの結合を阻害する物質を探索することで、新たな治療薬候補の発見につながる可能性があります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2014-132309 |
発明の名称 | アルツハイマー病予防治療薬のスクリーニング法 |
出願人/権利者 | 学校法人順天堂 |
公開番号 | 特開2016-011849 |
登録番号 | 特許第0006391318号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
準備中です