【株式会社白紙とロック】非接触通信を利用した複数個体の数値演算システム
【株式会社白紙とロック】
非接触通信を利用した複数個体の数値演算システム
個体ごとに割り当てられた数値を、非接触通信タグを介して読み取り、集合体全体としての合計値を算出するシステムに関するものです。個体が集まって形成される一定の範囲の集合体からなる複数のグループの数値を演算し、これらのグループ間での比較を可能にします。このシステムは、非接触通信タグ、読取り可能なリーダー、および読み取り結果を処理する制御部から構成され、各個体に対応する数値と、それらの数値を演算するための演算記号を取得して合計値を算出します。特に、複数の集合体が存在する場合、それぞれの集合体ごとに合計値を算出し、これらの合計値を相互に比較することができます。
近年、物流や在庫管理、ゲーム、教育など、様々な分野で個体を識別し、それに関連付けられた数値情報を処理するニーズが高まっています。本発明により、複数の個体が集まることで形成される集合体ごとに、個体に割り当てられた数値の合計や、複数集合体間での数値比較を非接触でかつ迅速に行うことが可能となります。これにより、手作業での数値入力や集計の手間を大幅に削減し、効率的なデータ処理を実現します。また、個体間の互換性や連結可能な構造により、システムの柔軟性と拡張性も向上します。
実際の商品のコア技術となる発明です。商品自体は知育玩具ですが、本特許の権利範囲は広くなっており、商品以外の別分野での応用も期待できます。
新商品を開発検討していく最中に、「これ特許にならないかな?」と考え出願しました。RFIDの特性を生かした、シンプルで分かりやすく「ありそうでない」発明だと思います。
AIによる特許活用案
おすすめIOT教育物流
- 物流・在庫管理
- 教育
- ゲーム
- イベント管理
商品や部品などの個体に数値(価格、数量、重量など)を割り当て、集合体としての合計値を即座に算出することで、在庫管理の自動化と精度向上を図ることができます。
学習用の教材や道具に数値を割り当て、グループごとの合計点数を非接触で簡単に計算し、競争的な学習活動を促進します。
ボードゲームやカードゲームの駒やカードに非接触通信タグを埋め込み、ゲームの進行状況や得点をリアルタイムで算出し、新たな遊び方やルールを提案します。
イベント参加者のバッジに非接触通信タグを使用し、参加者の行動や消費パターンを数値データとして収集・分析し、イベントの企画・改善に活かします。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2019-023616 |
出願日 | 2019/02/13 |
発明の名称 | 複数個体の数値演算システム、数値演算方法、プログラム |
出願人/権利者 | 株式会社白紙とロック |
公開番号 | 特開2020-130 |
登録番号 | 特許6539000 |
特許取得国: JP
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
価格
・事業譲渡の場合 2000万円~
・ライセンス提供の場合 売上の3%
#弁理士コメント
IOTの技術を利用した知育玩具PLOCOにて実際に活用されています。他にも物流、在庫管理などの様々な技術に応用が可能な特許です。詳しくは動画で解説していますのでぜひご覧ください。
#発明者コメント
RFIDを使った発明で、実際に商品化され、知育玩具PLOCO(外部リンク)のコア特許となっています。知育玩具以外でも物流や在庫管理など、幅広い分野で応用が可能な特許だと思います。知育玩具以外で応用したい企業様に是非活用頂きたいと考えています。