国立研究開発法人産業技術総合研究所
新世代の強度・剛性改善素材、繊維強化硬化樹脂

国立研究開発法人産業技術総合研究所
新世代の強度・剛性改善素材、繊維強化硬化樹脂
本発明は、織維と硬化樹脂の界面の密着性に優れ、機械的特性が高い繊維強化硬化樹脂の製造方法を提供します。特に、繊維強化熱硬化性樹脂にマイクロ波を照射する工程を有することが特徴。繊維の体積に対するマイクロ波の出力の比が0.01W/mm?以上7000W/mm以下で、繊維としては炭素織維、カーボンナノファイバー、カーボンナノチューブ、炭化ケイ素繊維、アルミナ繊維又は炭化タングステン繊維を含む。マイクロ波照射により、繊維と硬化樹脂の密着性が向上し、その結果、繊維強化硬化樹脂の機械的特性を向上させることができます。
つまりは、織維と硬化樹脂の界面密着性を向上させ、優れた機械的特性を持つ繊維強化硬化樹脂の製造方法を開発
AIによる特許活用案
おすすめ業界 製造業自動車業界航空宇宙産業
- 軽量かつ高強度の輸送機器部品の生産
- 建築材料としての利用
- スポーツ用具の製造
繊維強化硬化樹脂は、軽量でありながら高い機械的特性を持つため、輸送機器の部品としての利用が期待されています。特に、自動車や航空機の部品として使用することで、全体の軽量化と耐久性向上に貢献します。
この繊維強化硬化樹脂は高強度・高剛性の構造材料として、建築分野での利用も可能です。建物の構造材として使用することで、地震に対する耐久性などを向上させることができます。
高強度で軽量な特性から、スポーツ用具の製造にも使用可能です。特にゴルフクラブやテニスラケットなどの生産に利用することで、使用者のパフォーマンス向上に寄与します。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2014-251244 |
発明の名称 | 繊維強化硬化樹脂の製造方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | 特開2016-113495 |
登録番号 | 特許第0006429614号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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