国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
エマルション流制御の画期的な進化

国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
エマルション流制御の画期的な進化
本特許は、機械的な外力を用いずに、ポンプなどの送液のみによってエマルション流の発生と消滅を制御する方法を提供します。具体的には、水相、有機相の少なくとも一方を、ノズルヘッドで微細化した液滴として、もう一方の液相の中に噴出させることでエマルション流を発生させます。さらに、エマルション流が通過する部位の断面積が急激に増加する容器構造を利用することで、重力による相分離を待つことなく、迅速にエマルション流を消滅させます。このようにして、本特許は、液液抽出による目的成分の分離・精製、製薬・食品・化学工業における化学合成での生成物の分別回収などの産業分野での利用を可能にします。
つまりは、ポンプ送液のみでエマルション流の発生と消滅を制御する高度な方法
AIによる特許活用案
おすすめ業界 製薬業界、食品業界、化学工業界
- 液液抽出による目的成分の精製
- 製薬・食品・化学工業での生成物の分別回収
- 環境保護への応用
本特許の制御方法を用いて、液液抽出による目的成分の分離・精製を行います。エマルション流の発生と消滅を迅速に制御することで、分離精度を向上させ、生産効率を向上させることが可能です。
製薬・食品・化学工業での生成物の分別回収作業に本特許の制御方法を適用します。微細化した液滴を用いることで、生成物の分別回収を効率的に行うことができます。
液液抽出法を用いて、金属の精製や、廃水中の有害成分の除去、有価成分の回収・リサイクルなどに利用することができます。本特許のエマルション流制御方法を用いることで、より効率的な分離・回収が可能となり、環境保護に貢献します。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2014-264792 |
発明の名称 | エマルション流の制御方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 |
公開番号 | 特開2016-123907 |
登録番号 | 特許第0006488512号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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