株式会社アサヒメッキ、奥野製薬工業株式会社、地方独立行政法人鳥取県産業技術センター
アルミニウム合金の革新的な表面処理技術

株式会社アサヒメッキ、奥野製薬工業株式会社、地方独立行政法人鳥取県産業技術センター
アルミニウム合金の革新的な表面処理技術
本発明は、アルミニウム合金、特に含理素アルミニウムダイカスト合金の陽極酸化処理前の表面処理方法に関するものです。この方法では、表面に残存する古素成分等の不純物を効率良く除去します。具体的には、界面活性剤を含む洗浄剤と超音波、そして高圧水洗を併用したスマット洗浄処理を実行します。また、フッ化物は酸性フッ化アンモニウムまたはフッ化アンモニウムであることを特徴とします。さらに、無機酸とフッ化物からなるスマット除去剤の無機酸に対する質量比は0.0014から0.34であることが特長です。これにより、アルミニウムダイカスト合金は、自動車の電装系の放熱基板やハーネスなど、輸送機器の軽量化による燃費向上に適用が進んでいます。
つまりは、高効率のスマット除去によるアルミニウム合金の陽極酸化処理前の表面処理方法
AIによる特許活用案
おすすめ業界 自動車産業航空宇宙産業電子機器製造業
- 自動車部品の耐久性向上
- 航空機の軽量化
- 電子機器の性能向上
この技術を自動車部品の製造に活用することで、部品の耐久性と性能を向上させることができます。特に、電装系の放熱基板やハーネスなどの部品に対してこの表面処理を施すことで、軽量化と高性能化を両立することが可能です。
航空機の部品製造にこの技術を活用することで、部品の軽量化を実現しつつ、耐久性と性能を犠牲にすることなく、全体の燃費向上に寄与することができます。アルミニウム合金の使用は航空機部品の軽量化に不可欠であり、この新たな表面処理技術はその活用を更に広げる可能性を秘めています。
高性能な電子機器の製造には、優れた熱伝導性と低電気抵抗が求められます。この技術を活用することで、これらの要求を満たしつつ、部品の耐久性を向上させることが可能です。これにより、より高性能で信頼性の高い電子機器の製造が可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2015-000225 |
発明の名称 | アルミニウム合金の表面処理方法 |
出願人/権利者 | 株式会社アサヒメッキ、奥野製薬工業株式会社、地方独立行政法人鳥取県産業技術センター |
公開番号 | 特開2016-125100 |
登録番号 | 特許第0005998314号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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