国立研究開発法人防災科学技術研究所
高度な地震動補正装置で安全な社会を創る

国立研究開発法人防災科学技術研究所
高度な地震動補正装置で安全な社会を創る
この地震動補正装置は、直交3成分の地震記録を取得し、それをフィルタ処理および座標転処理して等化フィルタ時系列を得ます。その等化フィルタ時系列は、帯域制限フィルタ処理により複数の帯域の時系列データに分解し、帯域制限時系列を得ます。さらに、この帯域制限時系列を処理し、地震計の鉛直最大値および水平最大値を得ます。これらの最大値から鉛直増幅比、水平増幅比を得、地震データ毎にこれらを蓄積します。蓄積された増幅比から中央値、平均値あるいは重み付き平均値を用いた代表増幅比を帯域毎に選択します。この補正装置を用いて地震記録を補正することで、より正確な地震動の計測が可能となります。
つまりは、本特許は、地震動を計測し、その計測値を補正する地震動補正装置、地震動補正システム、及び地震動補正方法に関するものです。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 建設業鉄道業安全管理業
- 高精度地震警報システムの開発
- 安全な建築物の設計・建設
- 鉄道の安全運行システムの強化
この地震動補正装置を使用することで、地震発生時の揺れをより正確に捉えることが可能となります。これにより、地震警報の精度を向上させることが可能となり、早期警報による被害軽減に寄与することが期待できます。
この地震動補正装置を使用することで、地震計測データの精度を向上させることができます。これにより、建築物の設計や建設段階で、より正確な地震動に基づいた安全対策を講じることが可能となります。
高速鉄道などの安全停止において、地震の揺れをいち早く検知することは非常に重要です。この地震動補正装置を利用すれば、より正確な地震の揺れを検知し、適切なタイミングで安全停止することができます。これにより、鉄道の安全運行システムを強化することが期待できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2015-009255 |
発明の名称 | 地震動補正装置、それを用いた地震動補正システム、及び地震動補正方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人防災科学技術研究所 |
公開番号 | 特開2016-133446 |
登録番号 | 特許第0006457276号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
準備中です