国立大学法人山口大学
ジオポリマー技術で廃棄物を資源へ!

国立大学法人山口大学
ジオポリマー技術で廃棄物を資源へ!
本特許では、都市ごみ焼却灰溶融スラグ粉末、高炉スラグ粉末、流動床石炭灰、フライアッシュ、メタカオリン、下水汚泥焼却灰溶融スラグ粉末などの活性フィラーを原料とした、多孔質ジオポリマー硬化体の生成について述べられています。都市ごみ焼却灰は、塩素、ダイオキシン類、重金属を含有するため、そのまま埋め立てられない。そのため、これを高温溶融してスラグ化する処理が行われています。しかし、その活用は限定的で、大部分は覆土や盛土などに使われています。本特許では、これらの活性フィラーの新たな有効利用方法を提供します。ジオポリマーの研究開発が近年盛んであり、強度発現が早く、重金属を固定でき、耐火性及び耐硫酸塩抵抗性が高い等の特徴を有します。これらの特性を活かし、廃棄物を資源として有効活用することができます。
つまりは、都市ごみ焼却灰溶融スラグ粉末などの活性フィラーを原料とした多孔質ジオポリマー硬化体の生成
AIによる特許活用案
おすすめ業界 建設業廃棄物処理業環境関連業
- 廃棄物の有効活用
- 環境負荷の低減
- 新素材の開発
都市ごみ焼却灰のような廃棄物を高温溶融してスラグ化し、これを活性フィラーとしてジオポリマーの生成に利用することで、廃棄物の有効活用が可能となります。
ジオポリマーは、セメントを使わないため、通常のコンクリートの環境負荷を大幅に削減することができます。また、活性フィラーとして廃棄物を利用することで、廃棄物の最終処分場への埋め立て量も削減することができます。
ジオポリマーは、強度発現が早く、重金属を固定でき、耐火性及び耐硫酸塩抵抗性が高い等の特徴を有します。これらの特性を活かして、新たな建築材料や土木材料の開発に役立てることができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2015-011494 |
発明の名称 | 多孔質ジオポリマー硬化体 |
出願人/権利者 | 国立大学法人山口大学 |
公開番号 | 特開2016-135723 |
登録番号 | 特許第0006430268号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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