東京都公立大学法人
ダイナミックレンジが広い線量計の吸収線量解析方法

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ダイナミックレンジが広い線量計の吸収線量解析方法
本発明は、熱蛍光体を含有する線量計の成分を、発光効率が線量が変わっても変化しない類(1類)、発光効率が所定の線量までは一定だがそれを超えると上昇する類(2類)、発光効率が線量に応じて上昇した後平衡状態となる類(3類)の3種の類に分類する分類工程を行います。これにより、各成分ごとの線量依存性を調査し、吸収線量の解析を行うことが可能になります。また、本発明を用いることで、広いダイナミックレンジを持ち、実用上十分な再現性を持つため、個人被ばく量などの線量を測定することができます。これにより、従来ダイナミックレンジが狭く用途が限られていた熱蛍光線量計を、幅広い用途において線量計として使用できるようになります。
つまりは、熱蛍光体を含有する線量計を用いた吸収線量の解析方法を提供します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 医療業界原子力産業安全管理
- 放射線治療の精度向上
- 原子力施設の安全管理
- 個人被ばく量の測定
本発明を用いることで、放射線治療の際の線量計測がより精度良く行えます。これにより、治療効果の向上や副作用の軽減などが期待できます。
原子力施設での放射線量の測定に本発明を活用することで、より正確な安全管理が可能になります。線量計のダイナミックレンジが広がるため、様々な状況下での放射線量を正確に把握することができます。
本発明を用いることで、個人の被ばく量の測定が容易になります。広いダイナミックレンジと高い再現性を持つため、日常生活での微量な放射線量から、緊急時の高線量まで、幅広い状況下での放射線量を正確に測定することが可能になります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-017991 |
発明の名称 | 吸収線量の解析方法 |
出願人/権利者 | 東京都公立大学法人 |
公開番号 | 特開2016-145826 |
登録番号 | 特許第0006717479号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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