新日本理化株式会社、地方独立行政法人大阪産業技術研究所
マグネシウム系微粒子の新次元!分散性に優れ、プラスチック性能向上へ

新日本理化株式会社、地方独立行政法人大阪産業技術研究所
マグネシウム系微粒子の新次元!分散性に優れ、プラスチック性能向上へ
本特許は、マグネシウム系の複合微粒子及びその製造方法に関するもので、プラスチックの物性を改良するための新たな手法を提供します。具体的には、マグネシウム塩を極性有機溶媒に溶解または分散させて得られた原料液と、塩基及びグリセリンまたはグリセリンのエステル化合物を極性有機溶媒に溶解または分散させて得られた原料液とを混合する製造方法を記載しています。この製造方法により、ナノオーダーの微粒子でも高い分散性を持つマグネシウム系微粒子を得ることができます。これにより、より少ない添加量で熱伝導性の向上、線膨張係数の低下、難燃性の付与、ガスバリア性の向上等の効果が得られ、樹脂成形体の性能改善や製品の軽量化を可能にします。
つまりは、高分散性のマグネシウム系微粒子製造方法を提供する特許、樹脂性能の改良や製品軽量化を実現します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 化学工業樹脂製造業電子部品製造業
- プラスチック製品の性能向上
- 軽量化製品の開発
- 電子材料基板の高性能化
プラスチック製品の製造において、本特許のマグネシウム系微粒子を添加することで、製品の熱伝導性や難燃性を向上させることが可能です。これにより、製品の安全性や耐久性を向上させることができます。
本特許のマグネシウム系微粒子は金属元素の中でも軽量性に優れているため、これを使用することで製品の軽量化を図ることが可能です。これにより、運搬の際のエネルギー消費を抑えることができ、環境負荷の低減にも寄与します。
マグネシウムは熱伝導性が非常に高く、電子材料基板に使用される放熱材料として有効です。本特許のマグネシウム系微粒子を使用することで、電子材料基板の放熱性能を向上させ、より高性能な電子機器の開発に寄与することが可能です。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2013-052557 |
発明の名称 | マグネシウム系複合微粒子の製造方法 |
出願人/権利者 | 新日本理化株式会社、地方独立行政法人大阪産業技術研究所 |
公開番号 | 特開2014-177379 |
登録番号 | 特許第0006195718号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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