国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
金属元素の効率的な選択的分離を実現
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
金属元素の効率的な選択的分離を実現
本特許は、抽出クロマトグラフィ法を用いた酸性溶液中に存在する金属元素の分離技術に関連しています。具体的には、DTPA、しゅう酸、酢酸アンモニウム、クエン酸からなる和群を用いて、特定の金属元素を選択的に溶離する方法を提案しています。また、本特許は、金属元素を含む酸性溶液を接触させ、金属元素を溶離する工程を含む装置を開発しています。この装置は、溶離液供給部がDTPAを供給してアクチノイド元素を溶離する第1溶離液供給部及び、酢酸アンモニウムまたはクエン酸を供給してランタノイド元素を溶離する第2溶離液供給部を含んでいます。これにより、特定の金属元素を選択的に分離することが可能となります。
つまりは、本特許は、特定の金属元素を選択的に分離するための方法と装置を開発しています。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 製造業リサイクル業研究開発
- 廃電化製品からの金属元素の回収
- 原子炉からの使用済核燃料の処理
- サンプル分析における金属元素の分離
本特許の技術は、廃電化製品から希少な金属元素を効率的に回収するために使用できます。これにより、資源の有効利用が可能となり、リサイクル業界におけるコスト削減にも寄与します。
使用済み核燃料にはレアアースやアクチノイドなどの希少な金属元素が含まれています。本特許の技術を用いることで、これらの金属元素を安全かつ効率的に分離・回収することが可能となります。
本特許の技術は、サンプル分析において金属元素を選択的に分離するための手段としても活用できます。これにより、分析の精度を向上させることができ、より詳細な情報を得ることが可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
| 出願番号 | 特願2017-016011 |
| 発明の名称 | 金属元素の選択的分離方法、及び分離装置 |
| 出願人/権利者 | 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 |
| 公開番号 | 特開2018-123373 |
| 登録番号 | 特許第0006882654号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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