東京都公立大学法人
心拍数データからうつ状態を判定する精神状態判定プログラム

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心拍数データからうつ状態を判定する精神状態判定プログラム
本発明は、心拍数データを解析し、使用者の精神状態を判定する方法とプログラムを提供します。心拍変動指標(HRV)の高周波成分(HF)と低周波成分(LF)の変化を計測し、そのデータをロジスティック判別分析により評価します。得られたデータは3つの領域(正常、中間、多)に分けられ、判定が行われます。特に、中間領域のデータは、問診票データとの傾向の一致性に基づいて判定が行われ、その傾向が一致すれば正常、異なればうつと判定されます。この方法とプログラムは、過度な負担を強いることなく、簡易かつ正確に心身状態を判定できるものです。
つまりは、心拍数データを解析し、精神負荷の状態を判定する新たな精神状態判定方法とプログラムです。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 医療ヘルスケアIT
- メンタルヘルスチェックツールとしての活用
- ヘルスケアアプリの機能追加
- リモート医療サービスの提供
本発明を活用して、企業や学校などの組織内で定期的にメンタルヘルスチェックを行うツールとして使用できます。個々の心拍数データと問診結果を基に精神状態を判定し、うつ病の早期発見や予防に役立てることが可能です。
現在市場にある多くのヘルスケアアプリに本発明の精神状態判定機能を追加することが可能です。ユーザーの心拍数データを解析し、精神状態をリアルタイムで把握することで、ストレス管理やメンタルケアを更に効果的に行うことができます。
本発明を用いて、遠隔地の患者さんの精神状態を評価するリモート医療サービスを提供することが可能です。心拍数データをクラウド上に共有し、医療従事者が遠隔で精神状態を判定することで、地域間の医療格差を解消する一助となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-035743 |
発明の名称 | 精神状態判定方法及び精神状態判定プログラム |
出願人/権利者 | 東京都公立大学法人 |
公開番号 | 特開2016-163698 |
登録番号 | 特許第0006635507号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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