日本放送協会
多視点映像を効率的に撮影するためのカメラ制御装置

日本放送協会
多視点映像を効率的に撮影するためのカメラ制御装置
本特許は、複数の移動カメラを協調制御するシステムを提供します。このシステムの主な特徴は、マスターカメラからの注視点を基準に、他のスレーブカメラの位置を調整する能力にあります。さらに、スレーブカメラの位置が移動禁止区域に含まれる場合、仮想線上で移動禁止区域の外を新たな位置として算出します。また、マスターカメラで撮影した映像の被写体と、新たな位置のスレーブカメラで撮影した映像の被写体とが同じ大きさとなるように、スレーブカメラのズーム値を算出します。これにより、被写体が移動した場合でも適切な角度を保つことができ、多視点映像の撮影が可能になります。
つまりは、移動体に搭載されたカメラを複数台用いて多視点映像を撮影するために、カメラの位置及び姿勢を算出するカメラ制御装置及びそのプログラム。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 映像制作ロボット技術エンターテイメント
- 多角度からの映像撮影サービス
- ロボットカメラの開発
- エンターテイメント業界への応用
本特許を活用し、ビデオ撮影サービスを提供することが可能です。特に、スポーツイベントやコンサートなどの大規模イベントでは、複数のカメラを使用して被写体を多角度から撮影することが一般的です。このシステムを使用することで、効果的な角度から撮影することが可能になり、視覚的な魅力を高めることができます。
ロボット技術と組み合わせて、このカメラ制御装置を使用したロボットカメラの開発が可能です。これにより、カメラマンが物理的に移動することなく、複数の角度からの撮影を可能にすることができます。
映画やテレビ番組の制作において、多視点からの撮影はストーリーテリングの強力なツールとなります。本特許のカメラ制御装置を活用すれば、効率的に多視点映像を撮影することが可能となり、よりリアリスティックで没入感のある映像作品を制作することができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2015-050243 |
発明の名称 | カメラ制御装置及びそのプログラム |
出願人/権利者 | 日本放送協会 |
公開番号 | 特開2016-171478 |
登録番号 | 特許第0006450226号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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